さて、第2弾です。
前回の記事で、
英文法の丸暗記をなくしてくれる本として、
世界一わかりやすい英文法の授業]という本を
ご紹介いたしました。
では早速ですが、
丸暗記をなくすとは一体どういうことか、
お話していきましょう。
みなさんは、
必ず動名詞をとるものが、いくつかあることをご存知でしょう。
それを、あるゴロで覚えさせられたと思います。
「メガフェップス」ですね。
mindのメだとか、finishのフェだとか、stopのスだとかいうやつです。
じゃぁこれを覚えたとしましょう。
あなたは覚えたものが入試に出てきたら、
もちろん正解することができます。
しかし、ここで問題が2つ上がるのがお分かりでしょうか。
1つ目は、ゴロに出てこなかった単語が出てきたら
分からないということ。
もう1つが、 そもそも覚えることが膨大すぎて
全部が頭に入らないということ。
とくに2つ目ですね。
英文法は、ひとつひとつ暗記していると、
量が膨大過ぎて頭に完璧に入らないんです。
じゃぁどうしたらいいのか、
そこで丸暗記をなくすある勉強をしなければいけないのです。
それが、英語の核を知ること。
ひとつ有名な例があります。
有名なので、あなたも一度は聞いたことがあるでしょう。
to不定詞は未来を表す
というやつです。
おそらくこれをあなたは知っているので、
次の質問には答えられるでしょう。
次のうち、自然な英文はどっち?
My dream is to become a doctor.
My dream is becoming a doctor.
正解は前者ですね。
to不定詞は未来のことを表しますから、
将来の夢、つまり未来のことを表すのは、
前者になるわけです。
学校では、ほとんどの場合、
このto不定詞以外こういった
核の部分を教わることはありません。
だから丸暗記を強要されるのです。
せっかくですので、あなたにこの場で、
動名詞のためのメガフェップスという丸暗記を
なくしてもらいましょう。
まずいちばんわかりやすいものからご紹介します。
動名詞はto不定詞の兄弟だと抑えておくことです。
これはあなたもなんとくわかっていたことでしょう。
これを知っていれば予想はできるかもしれませんが、
to不定詞は未来を表すから、
動名詞は過去、となるわけです。
これも学校で教わっているかも知れません。
でも、動名詞で重要なのはこれではありません。
動名詞は、
・繰り返すイメージ
・中断するイメージ
・現実逃避するイメージ
この3つがあることだけを、頭に入れておいてください。
この3つだけ頭に入れて、イメージできれば、
膨大にある動名詞をとる単語をひとつひとつ暗記する必要はなくなります。
いま、なんだよ暗記あんじゃんって思いました?笑
そりゃ、少しは覚えないと、それは勉強でなければ、
人間に本来備わる学習能力さえ使わないことになってしまいます。笑
少しは覚えましょう。
話を戻します。
先の3つのイメージ、例えば、
enjoy これは、メガフェップスで覚えているかもしれませんが、
enoyとは楽しむことですね。
楽しいことは、繰り返し繰り返し楽しむものですよね?
「あぁ楽しかった。二度としたくない。」
こんなこと、一度でも思ったことがあるでしょうか。
ないですよね。
つまりenjoyは、繰り返し楽しむから、動名詞なのです。
また、stop。
これは、止まるという意味ですね。
そう、つまり中断のイメージがあるから止まるのです。
と、ここで、お?と思ったかもしれませんね。
I stop to drink.
これはどうなるのかと。
これも、to不定詞との比較で有名なので、
聞いたことがあると思いますが簡単です。
I stop to drink.
は、これから、つまり未来に何かを飲むために止まるのです。
中断することより、飲むことがメインであるこの場合が、
未来を意味するto不定詞が使われます。
では、動名詞なら、
I stop drinking.
これは、飲む動作を中断するから、動名詞なのです。
このように、核を抑えていれば、
感じたかもしれませんが、英語がまず楽しくなってくると思います。
じゃぁ、あれはどうなんだとか、
もっとほかのも聞きたい!
そう思ったかもしれませんね。
他の例、英語の核を知りたければ、
「
世界一わかりやすい英文法の授業 こちらを、
本当におすすめします。
英語が楽しくなり、そして受験に必要な知識は
丸暗記ではない方法で身についていく。
これは他にない本当にすばらしい参考書です。
では最後に、ひとつ問題を出して終わりましょう。
次のうち、自然な英文はどっち?
My hobby is to collect a stone.
My hobby is collecting a stone.
英語の核、イメージを思い出してください。
答えをだしてから、つづきを読んでください。
そうです、hobbyについて話しています。
趣味、つまり繰り返し繰り返しやって、趣味になり、
趣味だから繰り返し繰り返しやってしまう。
繰り返しのイメージです。
よって答えは後者です。
メガフェップスだけでは答えられない問題でした。
どうでしょうか、正解できたでしょうか。
核を抑えれば、簡単な問題です。
それでは、あとは本で、本当の英語を学んでください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
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